インプラントとは
インプラント治療とは、歯がなくなったところにチタン製のネジを埋植し、それを土台として代わりの人工の歯を作る治療法です。
歯周病やむし歯によって保存不可能となった歯を抜去した後の機能回復に用いられます。
一般的には、チタン製のネジを顎骨に埋植することでクラウン、ブリッジまたは入れ歯を支えるための土台となります。
欠損歯数に応じて、1本から複数本の歯に置き換わります。
歯科医療における「20世紀最大の発明」と言われるほど、多くの患者様の生活の質向上に役立っています。
インプラントの目的
それは健康増進のため
一言で言えば健康増進が目的です。
失われた口腔機能と見た目を、残存歯に負担をかけずに回復することを目的としています。
インプラントは隣の歯をブリッジの土台として削る必要はないため、残存歯などに負担をかけることがありません。
歯を失って放置することの危険性
1-2本の歯を失っても、他の歯で噛むことができれば問題ないと思われる方も多いのではないでしょうか?
歯を失って放置することで、「噛むことができない」という機能的な問題や、「見た目が悪い」という審美的な問題以外にも、
1本の歯が失われることで、ドミノ倒しのように次々と他の歯や骨に悪影響があるというリスクが存在します。
1本の歯を失うことで口腔内全体に変化が起こり、歯列不正(歯並びの不具合)や咬合不全(かみ合わせの悪さ)が進行します。
噛み合う相手がいない歯は徐々に伸び出してくるため、治療の難易度が上がります。
歯を失った方のお悩み
歯を失った方のよくあるお悩み
- 見た目が気になる
- 食事がおいしくなくなる
- 発音が悪くなる
- 口元が開いたようになる
- 歯並びが悪くなる
- 口臭が気になる
- むし歯や歯周病のリスクが高まる
- 全体の噛む力が弱くなる
- 自信がなくなる
インプラントのメリット
重要視することは何ですか?
- 他の歯に負担をかけない
- 咀嚼能力の回復
- QOL(生活の質)の向上
- 見た目が自然
- 噛み心地がよい
- ブリッジに比べて、清潔に保ちやすい
- 入れ歯に比べて、清掃の手間がかからない
- 入れ歯やブリッジに比べて、長持ちする
- 健康長寿につながる
インプラントのデメリット
デメリットの理解も大変重要です
- 外科的手術が必要になる
- 外科処置による合併症などのリスク
- 治療期間の長期化
- 費用面(自費診療)
インプラントをおすすめする方
ご希望をお聞かせください
- となりの歯を削りたくない方
- 入れ歯が合わないことで噛めない方
- 入れ歯を入れたくない方
- 入れ歯の固定が得られない方
ふたたび噛める笑える毎日へ